ガイア理論

こんにちは、八咫烏です。

 

7月に、ガイア理論の提唱者の英国科学者ジェームズ・ラヴロック博士が亡くなったと言う記事を見ました。

 

       

 

ガイア理論は、地球上の大気や地殻等の自然環境と動植物等の生物が相互に影響しあう事で地球と言う惑星が一つの大きな生命体の様に自己調節機能を持って活動しているとみなす理論です。

 

この理論では、地球を生命体のように見なしてはいるけれど、生命体であるとは言ってないんですよね。

 

でも僕は、昔から地球って実は生きているんじゃないかと思っていました。

生命とは何ぞや?生命の定義は?と言う話は置いといて、感覚的に地球は生きていると思ってきました。

それは、出羽三山の山伏の「菌や森等 自然の大きなうねりは、神聖なものである。」とか、道元さんの「山川草木の全てが仏の命の表れである。」と同じ様な感じです。

 

あっ、そうそう 10年位前の話になりますが、沖縄へ行った時に利用したタクシーの運転手さんが、「地球って生きていると思うんですよね。」と話して来た事が有りました。なんでそんな話になったのか忘れてしまいましたが、「自分と同じ考えの人も居るんだなぁ。」「たまたま乗ったタクシーでこんな話が出てきたのって不思議だなぁ。」と思う出来事でした。

 

ガイア理論では地球環境と地球上の生物が相互に作用しあって生命体のように機能すると言っているので、生命が存在しない他の天体は、生きているとはみなさないのでしょうね。

でも、僕は地球自体が生きているのではないかと思っているので、そうすると地球以外の天体も生きていると言う事になります。

太陽や月、水星、金星、木星等々 全部生きている事になる。

ちょっと話が突飛すぎるでしょうか?

 

ラヴロック博士は、「地球は人間によって傷つけられ、壊滅状態に近づきつつある。」と警告し続けて来たそうです。

地球に自浄作用や自己調節機能が有るなら地球を傷つけるものは、浄化されてしまう事になりますね。

 

地球が生命体のように振舞うものだとしても、生命そのものだとしても その環境を守る事は、人間を守る事なのだなと思います。