アニミズムって、そういう事だったのね

こんにちは、八咫烏です。

 

私、これまで アニミズムについて誤った認識をしておりました。

アニミズムは、自然崇拝の考え方であるとは認識していたのですが

それは、太陽や海、山、森、川、雨、動物等人間に恵みをもたらしてくれるモノに

対してのみで、無機物等は対象外だと思っていました。

 

 

しかし、アニミズムについて調べてみると、その定義は「ラテン語で霊魂を

意味するanimaが語源で人間、動植物、無生物等 全てのモノに霊魂が

宿っていると言う考え方。」と言う事でした。

(アニメーションの語源も anima で2次元のキャラクターに生命を吹き込み

 動き出すと言う意味で使われだしたのだそうです。僕は知らなかった。)

と言う事は、石ころや鉄等にも霊魂が宿っていると言う事になりますね。

以前、僕のブログで地球は生きているって書きましたけど、あれはまさに

アニミズムの考え方になるって言う事ですね。

 

ちょっと話がそれるのですが、僕は万物に霊魂が宿るって言うと

「マニトウ」って言う昔の映画を思い出しちゃうんですよね。

マニトウとは、アメリカインディアンの種族に信じられているもので、万物には

超自然の力である”マニトウ”が宿っていると言う考え方です。

その映画のあらすじは、「サンフランシスコに住む女性の首の後ろに腫瘍が

出来るのだが、この腫瘍は400年前の邪悪なインディアンの祈祷師が、この世に

よみがえろうとして出来たものだった。この悪霊を祓うため、インディアンの

祈祷師を探し出し悪霊を祓おうとする。病院に入院中の女性から悪霊を

祓うため祈祷師は、大地のマニトウ、水のマニトウ、火のマニトウの力を借りて

悪霊を祓おうとするが悪霊はびくともしない。

そこで祈祷師は考えた。万物にマニトウが有るなら、病院内のコンピューターにも

マニトウは有るはずだ。祈祷師は病院内に有るコンピューターのマニトウの力を

悪霊に集中させ祓う事に成功した。」

って言う、ぶっ飛んだストーリーの映画でしたが、ストーリーがぶっ飛んでいる為か

いまだに覚えています。

 

さて話を戻して 何故、アニミズムについて改めて調べたのかって言うと

妖怪について調べたのがきっかけでした。

妖怪の中には、長く使った物や道具に、霊が宿り妖怪となるものがいるそうです。

物に霊が宿る?これって何?などと色々調べていたら アニミズムとは

って言う所に行きついたと言うわけです。

 

洋の東西を問わず、万物に霊性が宿ると言う考え方は、古くから有りました。

日本の神道アイヌのカムイ、キルト信仰、インディアンのマニトウもそうです。

ニュージーランドマオリの人々にも全ての物に魂が宿ると言う考え方が有ります。

これらは、偶然ではなく自然と共に生きてきた人類として当然の事なのでしょうね。

 

また話は、それるのですが、アニミズムについて調べていた時に ChatGPTに

「万物に霊性が宿ると言う考え方について、どう思いますか?」と聞いてみました。

答えは「その考え方を尊重する。」と言うような答えだったと思います。

質問する前は、全否定されると思っていたので意外でした。

(ChatGPTは、学習し続けているので、今同じ質問をしても同じ答えは

 返ってこないと思います。)

面白かったので他にも質問してみました。「太陽系には、複数の惑星が有り

銀河内には、複数の惑星系が有る。そして、宇宙空間には、複数の銀河が有る。

ならば、複数の宇宙が有るのではないか?」

ここで言う複数の宇宙とは、パラレルワールドではなくて、別物の宇宙と言う

意味です。

ChatGPTの解答は、「その可能性は、有る。」と言うものでした。

(ChatGPTは、100%正しい事を回答するとは限らないので、そんな考え方も

 有るんだな程度で見た方が良いですよね。)

 

アニミズムと関係ない話ですが もう一つ

「人から聞いた不思議な話」って言うサイトが有ります。

え~っ! そんな事有るぅ? みたいな話も有りますが面白いですよ。

僕は、第1話の「蛙を見たことが無い少年」と第10話「部屋の隅に知らない女の人」が

好きです。

 

なんか、とりとめのない話になってしまいました。