出羽三山参り 月山神社 月読の命
こんにちは、八咫烏です。
家系図作成時に戸籍を調べていたら気になる事が有りました。
僕の親類に第二次大戦で戦死した方がいるのですが、その方の無くなった
場所がお墓に書いてあるものと戸籍に書いてあるものが違っている気がするのです。
確かお墓にはパラオのペリリューと刻まれていたと思うのですが、戸籍には
フィリピンのビリヤバと記されていました。いずれにしろ、役所から戦死の
連絡が有っただけで、御遺骨は帰って来てないと思います。
そして家系図作成の頃から気になっていた、出羽三山でありますが
出羽三山の事を調べていたら、江戸時代には「西の伊勢参り、東の奥参り」と
言われ西の伊勢神宮を参拝したら東の奥(出羽三山)も参拝する事が重要な
人生儀礼のひとつとされていたとか、出羽三山は往古より祖霊安鎮の山とされ
御先祖の御霊を供養する風習が現在も行われていると言う事が分かりました。
元々、先祖供養のために始めた家系図作成でしたので出羽三山詣でをすれば
先祖供養ができます。
戦死した親戚の命日は、昭和20年7月17日で21歳で亡くなっているのですが
たまたま、この方の命日に近い日に休みが取れたので、これはもう
行くしかないなと思ったのです。
2泊3日で慰霊参拝に行ってまいりました。
(この記事を今日UPしているのも、何かの縁かなと思います。)
最初に向かったのが、標高1984mの月山山頂に有る月山神社です。
姥沢駐車場に車を置き、リフトで月山ペアリフト上駅まで向かいます。
ペアリフト下駅
上駅に到着。所々、残雪が有り山頂は雲の中。
ここで、標高1450m
30分程で経由地の姥ケ岳に着きました。
ここから一旦下って、また登らなければならないので、それが辛い。
経由地の姥ケ岳。
道すがら 高山植物達が癒してくれます。
イワカガミ
山頂の月山神社が見えてきました。
3時間歩いて、ようやく到着です。
月山神社の鳥居。これから先は、撮影禁止です。
社殿は、1辺が10m位の正方形で高さは3m位。
社殿の前には狛うさぎが居ました。
月だから うさぎ?
社殿の近くには、第2次大戦戦没者の供養碑と東日本大震災犠牲者供養碑が
有りました。
ここで、戦没者や震災犠牲者と戦死した親類の御霊の供養をしてまいりました。
なんだか、少し肩の荷が下りた感じです。